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光雲に逢いに行く

2012.08.31 15:25|夏に咲く花
ちょっと前になりますが、高村光雲の「老猿」を見に行ってきました。
突然、この作品が強烈にみたくなってしまったのです。
蓮の花の咲く不忍池も、この作品のある博物館の近くだったこともありますが。

時の羽根400

「老猿」
http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=C232

http://www.youtube.com/watch?v=IxZIN9Auqb0
「老猿」は光雲の長女が亡くなった後に製作されたものです。
兄弟の中でも一番才能があって、光雲のよき理解者であり、仕事も手伝っていたとか。
最愛の娘を失った悲しみはいかばかりか。

作品は、鷲と闘った後の猿の姿。鷲からむしり取った羽根を握りしめながら、飛び去った鷲の姿を追うよ
うに睨み続けている。

当然、「猿は鷲に負けていなかった。」という作品だと思っていた。
でも、作品の前に立ったら、何となく清々しい。
じーっと見ていると、猿は勝った!っと言っているかのよう。

「何に勝った?!なんで勝った?!」

何でなのか考えてみたのですが、この作品をつくろうと思った時に、もうすでに光雲は勝ったと思っていた
のかもしれません。芸術家というのは、そういうものかも。
猿の座っている岩も、波のようにもみえるけど表現はとても穏やか。
光雲は(たしかに他の作品を考えてみれば)心がしなやかというか、そういう人なんだ…って納得。

この作品がみたくなったのには理由があって、この作品…というか光雲に尋ねてみたいことがあったの
だけれど、まるっきり作品が予想と違っていたので、私もまるっきり違うことを尋ねてました。
で、なんとなく答えをもらいました。なるほど、というものを。

どのくらい「老猿」を見つめていたのか。
(蓮の写真もそろそろ撮りに行かないと…。)
チラチラと考えながら見ていたのですが、いざ動こうと思うと、
足が何だか動きたがらない。困ったなーと思っていたら、
何だか「もう早く行きなさい。」と言われているように感じて、
やっとその場から立ち去ることができ、蓮の咲く池へと向かいました。

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散歩しながら写真を撮ってます。ほとんどが近所で撮ったものです。
遠く離れたところに行かなくても、身近な生活の中に、探し出せば美しい光景がある…という事を知ってほしいからです。
どんな地域に住んでいても、カメラの眼があれば発見する楽しさがあります。

長い間患っていた脳脊髄液減少症は、ほぼ治って元の状態に戻ってきました。
髄液漏れが治っても、症状が残っている…という方もおられるとは思いますが、諦めずにいきましょう。
(*´ω`*)

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